新スタッフのご紹介 ~野口さん編2~

こんにちは!
在宅広報部、ブログ担当の瀧尾です。

先日、打ち合わせのために出社したところ、事務スタッフの中に、初めてお目にかかる方がいらっしゃいました。気になって西田取締役に伺ったところ、やはり「新しいスタッフさんですよ。」ということでした。
さらに詳しくお話を聞いていると、このスタッフは、なんと昨年現場に新しく加入した野口さんの奥様だということ。

というわけで、今回は野口さん(奥様)に日本ツクリダス加入に至った経緯などのお話を聞いてきましたので、ご紹介させていただきます。

ちなみに、野口さん(ご主人)を紹介したブログ記事はこちらです。

ご夫婦で日本ツクリダスに加入



業務中の慌ただしい時間に取材をお願いしたにも関わらず、快諾してくれた野口さん。とっても気さくに話していただき、こちらも気持ちよく取材させてもらえました。

何でも、ご主人が転職先を探していたところ、日本ツクリダスを勧めたのは奥様のほうだということで、驚きとともに、とっても仲のいいご夫婦だなと微笑ましくも感じました。
以前も紹介したことがあると思いますが、日本ツクリダスオリジナルのブランドである「ironidea」。それを見たとき、「素敵だなぁ。こんなのを作っている会社はどんな会社なのかな。」と奥様が興味を持ったことがきっかけだったようです。



私自身「ironidea」を知ったのは日本ツクリダスに入ってからでしたが、日本ツクリダスの会社に対するイメージと同じく、「私が想像していた町工場とは(いい意味で)違うなぁ」と感じたものです。

実際、日本ツクリダスで働き始めたご主人が、すごく楽しそうにされている様子を見て、「どんな会社なんだろう」と益々興味が膨らんだ野口さん。会社を訪れたり、忘年会に参加する機会などがあったりと、日本ツクリダスを知るにつれて、社内の雰囲気や清潔感に惹かれていったとのことです。

そしてついに「ここで働こう!」と決意したとのことでした。

日本ツクリダスで働いてみて

3月に事務のパートとし加入した野口さん。新人ながらも、しっかり芯の通った人柄が他のスタッフからの信頼につながったようで、4月からは事務の社員さんとして、主に営業のサポートを担当しながらフルタイムで勤務することになりました。

「実際に働いてみて、どうですか?」と質問したところ、
「当たり前ですが、イメージしていたものと完全に同じ、というわけではありませんでしたが、今のところ楽しみながら業務しています。実際に働いてみて、大変なところや改善したい部分も見えてきたので、少しずつ良くなるように取り組んでいけたらと思います。また、同じ事務という仕事でも、他の会社では経験できないことをさせてもらえることが多い職場なので、とても充実しています。」と話してくれました。

「ご主人と同じ職場ですが、ここがよかったなぁというところは何かありますか?」という質問には、
「主人は現場、私は事務所での勤務なので、勤務中はほとんど顔を合わすことはありません。ですが、現場から事務所に対しての要望などを、直接聞くことができるので、現場と事務所の橋渡し役になって良い関係を保っていけたらと思います。」と答えてくれました。

ハキハキと自身の思いを話してくれた野口さん。「あれ、新人だっけ?」という貫禄も持っていて、これからの活躍が期待されます。そして何より、ご夫婦で日本ツクリダスを支える大切なスタッフの一員になってくれたことをうれしく思います!


設計・製造ソリューション展に出展します

最後に、展示会出展のご案内です。

【開催日】
2018年6月20日(水)~22日(金)

【開催場所】
東京ビッグサイト

設計・製造ソリューション展(DMS)は、CAD、CAE、ERP、生産管理システムなどの製造業向けのITソリューションが一堂に出展する展示会だそうで、毎年、製造業の設計・開発、製造・生産技術、情報システム部門のユーザーが多数来場し、出展企業と活発な商談を行っているということです。

日本ツクリダスは主に、『M:netの展示・実演』を予定しています。
実際のM:net操作画面を大画面に映して、より多くのお客様にご覧いただける形式を予定しています。M:netにご興味のある方、日常業務で困りごとのある方は、是非ご来場いただき、日本ツクリダスのブースでM:netを体感くださいね。
皆様のご来場を、楽しみにお待ちしています。


それでは、また次回のブログもお楽しみになさってくださいね。


投稿者名 広報担当 投稿日時 2018年05月07日 | Permalink

SNSで「ありがとう」を伝えあっています

こんにちは!
在宅広報部、ブログ担当の瀧尾です。

打ち合わせに伺うたび、新しい取り組みや発想など、たくさんの興味深いお話を聞かせてくださる角野社長。年が明けてからは、ますますお忙しそうで、相変わらず日本中を飛び回っていらっしゃいます。
そんな社長あっての日本ツクリダスですが、またまた社内でおもしろい取り組みが始まったようなので、今回はそのことについてご紹介させてもらおうと思います。

社内SNSで「ありがとう」を伝えあう


先日から、社内に新しく導入された「THANKS GIFT」というソフト。簡単に説明すると、ありがとうの気持ちをソフト内のコインに変え、スタッフみんなで気軽に楽しく贈り合う、というものです。また、画像のように社内ニュースの共有も可能です。

日本ツクリダスでは以前まで、朝礼で「ありがとうを贈り合う」という取り組みがありました。ブログでも紹介させてもらったことがありますので、ご覧くださった方もいらっしゃると思います。
ブログ「朝礼について“ありがとうを伝える”編」はこちら→★★★


新たに「THANKS GIFT」を導入したことで、この取り組みはなくなってしまったようですが、お話を聞いたときは、他の会社様ではなかなか見かけない、とってもユニークな朝礼だな、と驚いたものです。
という流れがありましたので、このソフトでコインを贈り合うことは、スタッフの皆さんに違和感なく自然な流れで受け入れられたのではないか、と個人的には感じております。


『THANKS GIFT』のメリット

角野社長にお話を伺ったところ、このソフトを利用することで、いくつかメリットがあるとのことでした。気になりますよね。それでは、それらのメリットとはどんなものなのでしょうか。

1.スタッフ同士のコミュニケーション活性化
以前までは朝礼で“ありがとう”贈り合っていましたが、朝礼は社員のみでおこなっているため、パートスタッフさんとのコミュニケーションが取りづらいというのが現状でした。それが、「THANKS GIFT」上だと、事務のパートスタッフや在宅勤務のスタッフとも、手軽にコミュニケーションを取ることができる、ということです。
実際に日本ツクリダスでは在宅スタッフはもちろんのこと、現場のスタッフは1階、事務のスタッフは2階で勤務しているため、現場が忙しい日などは、一日中顔を合わさずに終わってしまう日もあるとのお話も聞いたことがあります。
全てのスタッフ間でコミュニケーションが取れるツールがあることで、自然と仲間意識が生まれる気がします。

2.紙ベースよりも気恥ずかしさや大変さを感じることがない
「さぁ、ありがとうを伝えよう」と言っても、スタッフ同士に限らず、誰かに素直な気持ちを伝えることは気恥ずかしさや照れも加わって、なかなか難しいですよね。さらに、わざわざ紙に書いて、言葉で伝えて・・・となると、「面倒だな」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
実はこのソフト、スマートフォン用のアプリもあるので、少しの空き時間などに気軽に利用することができます。手紙はなかなか書かないけれど、SNSなどを見たり投稿したりするのは日常生活の一部になっている方も少なくないと思います。まさに、「現代の日本人向け」な仕組みではないでしょうか。

また、角野社長は、
「社員は社員。パートさんはパートさん。というようにバラバラにはなって欲しくないんです。“社員が主体”の会社ではなく、“パートさんも含めて全員が同じスタッフである”という一体感のある空気を大切にしたい。パートさんの多くは子育てや家庭があることで、働く時間を制限されていますが、もともとは素晴らしい能力を持ち、職場の戦力となっていた方たちです。そんな方の「わたしはパートだから・・」という遠慮をなくし、参加意識を持ってもらうことが必要だと思っています。」
とお話してくださいました。

実際に日本ツクリダスのパートスタッフの皆さんは、いろんな提案や意見を持ち、必要なときにきちんと伝えてくださるということも伺いました。このソフトの導入をきっかけに、さらによい空気が流れる職場になるといいなと感じました。

角野社長によると、この「THANKS GIFT」というソフトを使って、まだまだおもしろい試みを思案中だとのことで、日本ツクリダスはこれからもどんどん進化していきそうです。
また随時ご紹介させていただきますね。

GW休業のご案内

誠に勝手ながら、弊社では5月2日(水)~5月6日(日)の5日間、 ゴールデンウィーク休業とさせていただきます。

◆◆ 休業日 : 5月2日(水)~5月6日(日) ◆◆

なお、5月7日(月)より通常通りに営業いたします。
当該期間中のお問い合わせに関しましては、確認・ご返信が7日(月)以降となります。
皆様にはご不便をおかけしますが、何卒ご容赦いただきますよう 宜しくお願い申し上げます。


設計・製造ソリューション展に出展します

最後に、展示会出展のご案内です。

【開催日】
2018年6月20日(水)~22日(金)

【開催場所】
東京ビッグサイト

設計・製造ソリューション展(DMS)は、CAD、CAE、ERP、生産管理システムなどの製造業向けのITソリューションが一堂に出展する展示会だそうで、毎年、製造業の設計・開発、製造・生産技術、情報システム部門のユーザーが多数来場し、出展企業と活発な商談を行っているということです。

日本ツクリダスは主に、『M:netの展示・実演』を予定しています。
M:netにご興味のある方、日常業務で困りごとのある方は、是非ご来場いただき、日本ツクリダスのブースでご相談ください。


では、次回のブログもお楽しみになさってくださいね。


投稿者名 広報担当 投稿日時 2018年04月21日 | Permalink

「ブレーンストーミング」と「KJ法」

こんにちは!
在宅広報部、ブログ担当の瀧尾です。

前回のブログでは、一昨年の5月から毎月1回開催されているという『品質向上委員会』についてご紹介しました。読者の皆様には、日本ツクリダスでこういった委員会が行われていることを知っていただくとともに、何か少しでも参考にしていただける内容があるとうれしい限りです。
ブログ記事『月1回の品質向上委員会』はこちら→★★★

今回は、そんな品質向上委員会の取材を進める中で、私自身とても興味を持った、“ブレーンストーミング”、また“KJ法”という会議などでの手法について、ご紹介していきたいと思います。


アイデアを出し合う、「ブレーンストーミング」

ある問題やテーマに対し、参加者が自由に意見を述べることで、多彩なアイデアを得るための手法、また新たなアイデアを生み出すための方法のひとつに、「ブレーンストーミング」というものがあります。

KJ法と組み合わせて実施する場合、アイデアを付箋やカードに書き出していくそうなのですが、調べたところによると、他にもいくつかルールがあるようです。
1、 他人のルールを批判しない。
2、 自由奔放なアイデアを歓迎する。
3、 質より量、アイデアは多いほどよい。
4、 他人のアイデアを活用し、発展させる

※【ナビゲート】様のHPを参考にさせていただきました。



写真は、実際に付箋にアイデアを書き出したところです。

いかに多くのアイデアを出していくかがポイントになるようです。一見不要なアイデアでも、たくさんのアイデアが重なることで、何か大きな一歩につながることもあるのかもしれませんね。

たくさんのアイデアを秩序していく「KJ法」

また、「ブレーンストーミング」などで得られた発想を整序し、問題解決に結びつけていくための方法として「KJ法」があります。

KJ法の手順は何段階かあるようですので、順に紹介させていただきます。

① グルーピング(統合化)
ブレーンストーミングで得られた全てのカードに目を通し、アイデアの意味や文脈が近い感じのものを重ねます。重ねたら、それぞれのカードの束にそのグループの意味をぴったりと言い表したタイトルを考え、ラベルに書いて貼っていきます。

② 並べ替え(図解化)
模造紙やホワイトボード上でのグループの位置関係を見直します。意味が近いものを近くに、遠いものを遠くへと並び替えていく、ということです。
ある程度位置関係が整理できたら、いくつかの大グループの中で共通するものを丸で囲み、3~4個程度の大きな島を作ります。このとき、それらの島にもタイトルをつけるとなお良いです。そして、それらの島にはどのような関係(原因、結果、因果、類似、反対など)なのか、線で結ぶなどしていきます。

③ 言葉にする(文章化)
最後に、相関性を作った全体の関係を文章化します。文章化することで、未完成だったアイデアが形を成し、単なる思い付きではない、課題の本質的な解決方法に近いものになっているのだ、ということです。

※【アイデア総研】様のHPを参考にさせていただきました。


日本ツクリダスの品質向上委員会では、不良の分析や、発生源の特定、品質改善策などを皆で考える際、これらの手法を用いて議論なさるということです。



参加されているスタッフの方にお話を伺ったところ、
「課題について、皆で意見やアイデアを出し合いひとつにまとめていく、という作業は、各々の意識を高めるとともに、チームワークも生まれてきます。」
「皆で考え、ルールなどを作っていく機会があるのはとてもいいことだと思います。もし新しいスタッフが加入してきても、きちんと考えて作られた基盤があることで、仕事(加工)がしやすい環境になるのではないかと思います。」
と、ブレーンストーミングやKJ法で生まれたアイデアを、前向きに活用したい!という意気込みがたっぷり伝わってきました。

ブログ記事のアイデアやネタ探しにも

当初は品質向上委員会を紹介する中で、皆様にも活用していただけたらいいなと思っていたブレーンストーミング、KJ法についてですが、今回調べる中で、私自身もこれらの手法を使えるのではないかと感じました。
在宅広報部として、ブログやメルマガを担当させてもらうようになって1年半が過ぎましたが、まだまだ未熟で「何を書こうかな」「皆さんが読みたい記事は何かな」と考える日々です。そんなとき、ご紹介したようなアイデアの出し方、まとめ方で、自分の考えを可視化することで、より皆様に楽しんでいただける記事づくりができるのではないかと思いました。私も今後の参考にさせていただきたいと思います。

また、お仕事に関連したことだけでなく、家事や自分の気持ちを整理する手段としても有効的に利用できるのではないでしょうか。皆様も是非、“ブレーンストーミング”“KJ法”を活用できる場所を探してみてくださいね。そして、何か少しでも役に立ててくださるとうれしいです。

それでは、また次回のブログもお楽しみになさってくださいね。


投稿者名 広報担当 投稿日時 2018年03月30日 | Permalink

スタッフのご紹介 ~平野さん編~

こんにちは!
在宅広報部、ブログ担当の瀧尾です。

日頃からシリーズでお送りしている「スタッフ紹介」ですが、まだ紹介できていないスタッフさんが多くいます。特に古株のスタッフさんはほとんど紹介していないので、たまに「まだ僕紹介されてないよね。」と、催促(?)の声がかかったりします。

今回紹介する平野さんは、昨年7月に加入しましたが、なかなかタイミングが合わず紹介できていなかったスタッフさんの1人です。彼も、ブログでの紹介を心待ちにしてくれていました。ついに登場です。というわけで、張り切って平野さんの紹介に参りたいと思います。

同業からの加入です



私が初めて平野さんに会ったのは、昨年8月に社内で行われたバーベキューのときです。子供と一緒に騒ぎ、プールでびしょ濡れになって遊んでくれていた姿はとっても印象的で、子供たちも「おにいさん!」とよく懐いていたのを思い出します。
そんな元気ハツラツのイメージで、インタビューにもしっかりと答えてくれた平野さんは、現在24歳。週3勤務のアルバイトとして日本ツクリダスに加入してから早7ヵ月が経とうとしています。


平野さんは以前も同業の会社でお仕事をしていたとのこと。日本ツクリダスの現場では製造業未経験のスタッフが多い中、とっても貴重な存在です。
「お仕事には慣れましたか?」という質問に、「同業で働いていたとはいえ、機械の種類、加工するもののサイズ、強度などが違うので、初めから何でもできるというわけにはいきませんが、日本ツクリダスに来て半年が過ぎ、徐々に慣れてきました。」と答えてくれました。実際に、以前はφ20~30㎜のものを加工していたそうですが、現在はφ120~200㎜のものを多く扱うようになるなど、彼自身の守備範囲も大きく広がっているようです。頼もしい限りです。



休日もアクティブです

「趣味はありますか?」と聞くと、「自転車です。自転車でいろんなところへ行くのが好きで、最近は滝畑ダム(河内長野市)に行きました。」とお答えいただきました。また、自転車だけでなくスキーや卓球などスポーツも好きだというお話でした。
さらに、休日にはボランティア活動にも積極的に参加しているとのことで、第一印象の通り、とってもアクティブです。インドアな私にとっては「すごい。活発ですね。」という言葉しか出てきませんでした。

「日本ツクリダスはとっても楽しい雰囲気で、自分は盛り上げ役です。」という平野さん本人のお話を聞いて、同じく現場の増田工場長、野口さんにもお話を伺ったところ、「たしかに、賑やかでムードメーカー的存在ではあるかな・・。」と冗談交じりに答えてくださいました。そんな平野さんですが、仕事面においては、周囲から「すごく信頼している」「分からないことは教えてくれる」などと、すでに日本ツクリダスには欠かせない存在となっているようでした。

また、増田工場長、野口さん、平野さんの3人は、「一緒にご飯に行ったりボーリングに行ったりします。」と、とっても仲良さそうで、取材中も3人で大騒ぎしていました。



この木の台(?)は平野さんが作ったそうです。「彼は木の加工も得意だよね。」という、増田工場長のお話でした。家具なども作れてしまうのでしょうか。すごいですね!


ムードメーカー的なスタッフが多く集まり、ますます賑やかな現場ですが、このいつも明るく元気、仕事に対しては真面目で真剣な様子を直接皆様にお届けできないのが残念で仕方ありません。文章で伝わっていると嬉しいですが・・・・・。
こんな日本ツクリダスの今後にどうぞご期待くださいね。

さて、皆様にお楽しみいただいている「スタッフ紹介シリーズ」。
次回以降は、古株スタッフを中心に紹介できればと思っています。是非お楽しみになさってくださいね。
それではまた次回。


投稿者名 広報担当 投稿日時 2018年03月21日 | Permalink

月1回の品質向上委員会

こんにちは!
ブログ担当の瀧尾です。

いよいよ春が近づいてきたかな、というわくわくした気持ちと同時に、花粉に悩まされる季節でもありますよね。私は花粉症ではないのですが、日によってはなんだか鼻の奥がムズムズしたり、洗濯を入れるときくしゃみが出たりと、体が花粉を感じる日々です。皆様はいかがでしょうか。

さて今回は、一昨年2016年の5月から毎月開催されているという、『品質向上委員会』について、この委員会の発案者でもある西田取締役にお話を聞いてきましたので、ご紹介したいと思います。

品質向上委員会とは



『品質向上委員会』は、名前の通り、加工段階での品質を向上させるため、当初は不良品を減らしていくことを目標に、立ち上げられました。

委員会の開催場所はシーケン社です。
シーケン社については以前も紹介させてもらったことがあるのですが、経営コンサルタントをなさっている谷口様は、角野社長と長く親交がある方で、日本ツクリダスのマスタープランや年度計画作成、M:netの企画など、多方面で経営のアドバイスをくださっている方です。品質向上委員会においても、多くサポートいただいているそうです。
シーケン社のHPはこちら→★★★
現在の主な参加メンバーは、角野社長、西田取締役、増田工場長、検査の田村さん、そして谷口様の5名です。
上記以外にも、検討テーマにより社員さんや関係者の方に出席をお願いされています。



さて、西田取締役に、委員会の様子を伺ったところ、
「不良品対策は、どんな不良なのかのデータを取り、皆で意見を出し合いながら分析し、その対策を考えます。その手段として、各人がカードに思いつくことを書き、発表し、分類し、まとめていく、という技法を使っています。」とお話しくださいました。皆が一緒に問題に向き合う時間があると、自然とチームワークも生まれそうですし、それぞれの意識も高まっていきそうですね!
西田取締役は、「これらの手段は谷口様がアドバイスくださったもので、すべてに意図があります。」とおっしゃっていたので、改めてこのお話を踏まえ、谷口様に伺ってみたところ、
●ブレーンストーミング
限られた時間内に自由に話し合って、いろいろなアイデアを出す、立案企画の手法。
当然、問題のリストアップなどにも使えます。
●KJ法
ブレーンストーミングなどによって得られた発想を区分・整理し、問題解決に結びつけていくための技法。

ということで、委員会はこれらの方法を用いて実践されていることが分かりました。ちなみにKJ法という呼び名は、これを考案した文化人類学者、川喜田二郎氏のアルファベットの頭文字からとられているそうです。さらっと伺っただけですが、個人の考えを引き出す、とてもよい方法のように感じました。
ブレーンストーミング、KJ法については、次回のブログで詳しくご紹介させていただきますね。

 実践することの難しさ

「委員会が開催されるようになってから、約2年が経ちますが、委員会では不良品削減を皮切りに、取り組み一覧の作成や社内基準の作成なども行ってきました。現在は安全・品質基準について案を出し合っているところです。」ということで、委員会の議題もどんどん更新されているようです。

西田取締役のお話では、「委員会では楽しい雰囲気であるとともに、活発に意見が交わされ、次々と決定事項ができているのですが、それを『社内に持ち帰って実践する』ということがまだあまりスムーズにいっていないと感じています。」ということでした。
今後はスタッフの皆さんへの浸透がさらなる課題となっていきそうです。

他にも、「いろんな工場に見学に行って良いところを吸収していきたい」「もっと対外的な情報を集め、新しいものを積極的に社内に取り入れていきたい」などと、西田取締役はたくさんの希望を話してくださいました。

今回の取材を通して、月1回でも、この品質向上委員会のような場が設けられるということは、スタッフさん同士のコミュニケーションにもなりますし、業務について、会社について、考えることができるとても良い機会になっているのだなと感じました。普段はなかなか話せないことも話せたりするかもしれませんよね。

委員会については、今後、角野社長や増田工場長のお話や感想などもご紹介できればと思いますので、お楽しみになさってくださいね。


それではまた次回もよろしくお願いします。


投稿者名 広報担当 投稿日時 2018年03月21日 | Permalink